ビックカメラnews|第1Q売上高2105億円9.5%増・経常利益31億円57.6%増
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が2024年8月期第1四半期決算を発表した。
売上高2104億9100万円(前年同期比9.5%増)、営業利益25億4600万円(69.8%増)、経常利益30億7700万円(57.6%増)、四半期純利益13億1200万円(103.3%増)となった。
営業利益率1.2%、経常利益率1.5%。
家電小売業界における売上げは、スマートフォンや理美容家電等が好調、デジタルカメラや調理家電等が堅調に推移し、ゲームやパソコン等が低調だったが、総じて堅調に推移している。
このような状況のなか、同社グループは、「専門性と先進性で、より豊かな生活を提案する、進化し続けるこだわりの専門店の集合体」と定めた企業理念のもと、経営戦略として「ビックカメラらしい強い店舗を取り戻す」を掲げ、その実現に向け、「人を成長の原動力とする」を筆頭に、「強い店舗の再構築」、「収益構造の抜本的見直し」及び「中長期の成長戦略」を4大施策として取り組んでいる。
新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んでいた免税売上は、足元ではコロナ前の水準まで回復している。
部門別の売上げ状況と構成比は音響映像(カメラ、テレビ、レコーダーなど)273億6300万円(13.0%)、家庭電化(調理、美容家電など)561億9100万円(26.7%)、情報通信(携帯電話、PCなど)768億円(36.5%)、その他(酒類、化粧品、ドラッグ関連など)469億4900万円(22.3%)。
店舗展開では、グループ会社の(株)コジマが、2023年11月23日に「コジマ×ビックカメラ 新さっぽろデュオ店」(北海道札幌市)を開店した。