ワークマンnews|第3Qチェーン全店売上高1414億円2.5%増・経常0.5%減

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)が2024年3月期第3四半期の決算を発表した。

2023年4月~9月のチェーン全店売上高は1413億6800万円(前年同期比2.5%増、既存店では2.1%減)となった。また営業総収入は1061億6200万円(5.3%増)、営業利益が206億7800万円(0.4%減)、経常利益210億8600万円(0.5%減)、四半期純利益130億8600万円(0.9%減)となった。

対売上高営業利益率は14.6%、経常利益率は15.0%。

運営形態別の売上高では、フランチャイズ・ストアが1300億6700万円(0.6%増、売上高構成比92.0%)、直営店は113億円(31.2%増、構成比8.0%)だった。

商品では、天然素材ならではの肌触りと吸湿や保温など体温調整に優れたメリノウールをインナーウエアや服飾小物に採用し、プロや一般など幅広い顧客層から支持を得た。また、新たな試みとして一部のレディース衣料でトレンドに重点を置いた短納期生産に着手し、一層の客層拡大に取り組んだ。これによってPB(プライベート・ブランド)商品のチェーン全店売上高構成比は、前年同期比1.7ポイント増の67.7%となった。

販売では、地域のニーズに合わせたフォーマットへの転換を進めたほか、プロ向けビジネスの強靭化に向けて価格を据え置いたPB商品の販促や工具類を中心にプロ商材の売場と品揃えを見直し、既存店の活性化を図った。

店舗展開では、集客力の高い都市型ショッピングセンターや郊外オープンモールへの出店を加速し、一般向け店舗網を拡大した。また、スクラップ&ビルドを積極的に行い、販売力に応じた適正な店舗面積を確保し、顧客の利便性向上を図った。

期中はロードサイド17店舗、ショッピングセンターに10店舗、合計27店舗を新規出店した。スクラップ&ビルド11店舗、改装転換66店舗、閉店2店舗を実施した。これらにより1006店舗(ワークマン405店舗、ワークマンプラス547店舗・#ワークマン女子44店舗・ワークマンプロ10店舗)を達成した。

営業形態の内訳は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末から9店舗増の948店舗、直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストアおよびショッピングセンター店舗)は前期末から16店舗増の58店舗となった。

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