マミーマートnews|2Q営業収益791億円12.2%増/デジタル投資効果で増益

(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)が2024年9月期第2四半期の決算を発表した。

上半期の業績は、営業収益が791億0700万円(前年同期比12.2%増)、営業利益が41億4600万円(46.6%増)、経常利益が44億4000万円(43.8%増)、四半期純利益が30億0900万円(61.8%増)と好調だった。

営業利益率は5.2%、経常利益率は5.6%。

セグメント別の営業状況では、スーパーマーケット事業が売上高777億3700万円(12.5%増)、セグメント利益41億1900万円(47.3%増)と伸長した。

新しい店舗フォーマットとして転換を進めている「生鮮市場TOP!」「マミープラス」では、こだわりの低価格策が顧客から好評だった。前期から2店舗閉鎖し、新規出店がなかったものの、既存店売上高が大きく伸びた。改装店舗の年商は2年目以降も伸長し続けていて、既存店の収益基盤は拡大している。既存の「マミーマート」店舗でも、品揃え・レイアウトの見直しを実施し、日配・グロサリー商品をPB商品中心に展開することが来店動機の向上に繋がっている。

セグメント利益は、ローコストオペレーション運営のためにAI自動発注、LSP(Labor Scheduling Program)といったデジタル関連投資、フルセルフレジの導入、第二物流センター(埼玉県三郷市)の稼働等を進めた効果が現れ始め、好調に推移している。また、自社製造工場の彩裕フーズに新規設備を導入したことにより、「魅惑のとろける4種のチーズ入りメンチカツ」という年商1億円を超える新たなヒット商品が誕生した。

その他の事業(温浴事業・葬祭事業)は、売上高2億0700万円(5.7%減)、セグメント利益2700万円(16.0%減)。

3月31日時点で同社はマミーマート他47店舗、生鮮市場TOP!24店舗、マミープラス5店舗、温浴事業1店舗、葬祭事業1店舗の計78店舗を展開する。

 

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