マキヤnews|営業収益773億円8.0%増・経常利益24億円32.2%増

ディスカウントストアの「エスポット」「業務スーパー」などを展開する(株)マキヤ(静岡県富士市、早川紀行社長)の2024年3月期決算の営業収益は773億3400万円(前期比8.0%増)、営業利益は22億2700万円(36.2%増)、経常利益は23億9600万円(32.2%増)、当期純利益は14億5400万円(22.5%増)。

増収増益となった。なお、当期純利益は過去最高益。

期中は食品等の値上げ、EDLP(エブリディロープライス)の実践による価格戦略、PB・LB商品の販売強化等に効果を挙げた。

「フード(食品)」部門については、「エスポット(フード)」、「ポテト・マミー」、「業務スーパー」の全てのフォーマットで増収となった。生鮮食品、日配食品、加工食品のいずれも引き続き好調に推移した結果、前期比9.7%増となった。

「ノンフード(非食品)」部門についても、HBC(ヘルス&ビューティケア)商品及びリユース事業が順調に推移し、前期比2.1%増となった。

また、経費面では物流コストの上昇や給与のベースアップ等による人件費コストの増加があったものの、売上高の増加に伴う売上総利益額の増加、「作業改革」により生産性が向上したこと、電力消費量の削減対策及び政府の激変緩和措置等による電力料金単価の引き下げにより水道光熱費が減少したこと等により経費率が0.6%改善したことで増益を確保した。

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