スギnews|第1Q売上高2010億円13.0%増・経常利益10.4%増

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が2025年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の連結累計期間の業績は、売上高2009億5900万円(前年同期比13.0%増)、営業利益86億0600万円(10.6%増)、経常利益91億6500万円(10.4%増)、四半期純利益61億2300万円(10.1%増)だった。

営業利益率は4.3%、経常利益率は4.6%。

調剤領域では、新規開局を推進するとともに、伸長する処方せん応需に対応するため、調剤室や調剤待合室の拡張改装を実施することで、さらなるシェア拡大に努めた。また、薬剤師の専門教育を強化することで、かかりつけ薬剤師やかかりつけ薬局の推進を図るとともに、より高度な専門性を必要とする処方せんの獲得拡大に努め、調剤領域での売上基盤の増強を図った。さらに、電子処方せんの応需体制整備のため、店舗へのシステム導入を順次進めた。

物販領域では、ドミナント出店戦略に基づき、関東・中部・関西の主要都市圏への出店を強化するとともに、既存店の改装によって、地域特性や店舗タイプに合わせた売場づくりを進め、客数の底上げとインバウンド需要を取り込んだ。また、買い上げ点数などの向上に向け、スギ薬局アプリを活用した個々の顧客への最適な情報やクーポンの配信などに積極的に取り組んだ。

店舗面では関東・中部・関西・北陸エリアでのドミナント構築に向けて29店舗を新規出店し、2店舗を閉店した。既存店の競争力強化に向けて77店舗を改装した。5月末時点の店舗数は1745店。

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