オークワnews|第1Q営業収益587億円0.8%増/経常利益90.6%大幅減
(株)オークワ(和歌山県和歌山市、大桑弘嗣社長) が2025年2月期の第1四半期決算を発表した。
営業収益(売上高および営業収入)は586億9700万円(前年同期比0.8%増)だったが、売上原価の増加などによって営業損失は3800万円(前年同期は600万円の営業利益)、経常利益は600万円(90.6%減)、四半期純損失は5600万円(前年同期は4500万円の純損失)となった。
オークワは年度スローガンを「小さな気づきを行動に移そうみんなで変えるより良い売場」と定めている。従業員一人ひとりが「より良いお店のために」を共通の行動目標とするとともに、多様化する顧客ニーズへの対応など、変化するライフスタイルに対応できる商品・サービスの提供に取り組んでいる。
また今期は2027年2月期を最終年度とする新たな中期経営計画を開始した。「業態の再構築」、「店舗の生産性の向上」、「オークワブランドの商品開発拡大」、「マーケティング戦略の構築」、「業務革新によるコスト削減具現化」、「人的資本価値の最大化」、「サステナビリティ経営の深耕」などへの取り組みを行っている。
連結子会社については、外食の(株)オークフーズは、経済活動の正常化に伴って外食需要が回復してきたものの、人手不足の影響や人件費の増加が要因で、微増収減益だった。また農産物等の加工・配送を担う(株)サンライズは、微増収減益だった。