セリアnews|第1Q売上高581億円7.9%増・経常利益25.0%増
100円ショップを全国展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)が2025年3月期の第1四半期決算を発表した。
4月1日~6月30日の業績は、売上高581億1500万円(前年同期比7.9%増)、営業利益39億6700万円(26.1%増)、経常利益40億0100万円(25.0%増)となり、四半期純利益は26億7100万円(29.3%増)の増収増益となった。
営業利益率6.8%、経常利益率7.1%。
「細部まで見直す」をテーマとして、①商品仕様の見直しによる原価上昇抑制に注力、②複数出店案件が見込める企業との関係強化及び未出店地域の重点開拓、③システムを活用した社内全体の効率化追求に取り組んでいる。
直営既存店の売上高は、前年同期比104.7%と、見込みを上回った。
セルフレジについては、利用率が上昇傾向にあり、順次台数追加を進めている。また、商品発注システム改良による仕入先との物流効率改善への取り組みを進めている。
直営店25店舗を出店し、直営店27店舗、FC店1店舗を退店した。6月末時点の店舗数は直営店1984店、FC店36店の合計2020店。
通期は、売上高2328億円(4.3%増)、営業利益151億円(0.1%減)、経常利益152億円(0.8%減)、当期純利益99億5000万円(1.3%増)を見込む。