マキヤnews|第1Q営業収益209億円13.7%増・経常利益11.9%減
ディスカウントストアの「エスポット」「業務スーパー」などを展開する(株)マキヤ(静岡県富士市、早川紀行社長)が2025年3月期第1四半期の決算を発表した。
営業収益209億7400万円(前年同期比13.7%増)、営業利益4億3900万円(9.7%減)、経常利益4億6400万円(11.9%減)、四半期純利益3億4000万円(6.1%減)だった。
営業利益率2.1%、経常利益率2.2%。
マキヤグループは2025年3月期~2027年3月期中期経営取組施策である「収益性の拡大(売上高の拡大、経常利益率の改善)」、「資本効率の向上(ROE(自己資本利益率)の上昇対策)」、「株主還元の充実(配当性向・DOE(自己資本配当率)の向上)」の達成に向け、各課題と対策に取り組んでいる。
第1四半期連結累計期間については、「収益性の拡大」対策として、EC事業(ネットモール)とのグループシナジーでネットモールとリアル店舗の販路拡大、品切れ撲滅とフェイスアップ・ボリューム陳列の徹底、値引・廃棄ロス率の削減等について重点的に取り組んでおり、値引・廃棄ロス率は前年同期比で約8%改善している。
4月にハードオフ・ホビーオフ御殿場店(静岡県御殿場市)を新規開店、5~7月にエスポット新横浜店(神奈川県横浜市)を大規模全面改装した。
小売業の営業収益は193億9600万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は5億2800万円(0.5%減)だった。
「フード(食品)」部門は、「エスポット(フード)」、「ポテト・マミー」、「業務スーパー」の全ての業態で好調に推移し、生鮮食品、日配食品、加工食品はいずれも前年同期を上回り、前年同期比6.0%増となった。「ノンフード(非食品)」部門は、HBC(ヘルス・ビューティー・ケア)商品とリユース事業が順調に推移し、前年同期比0.2%増となった。