トライアルnews|第1Q売上高1958億円・経常利益53億円/経常利益率2.7%
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、亀田晃一社長)の2025年6月期第1四半期決算は売上高1958億3400万円、営業利益49億3100万円、経常利益52億6600万円、四半期純利益31億6000万円となった。トライアルホールディングスは今年3月に上場したため、前年度の第1四半期決算を作成していない。したがって対前年増減率は記載していない。
営業利益率2.5%、経常利益率2.7%。
セグメント別にみると、流通小売事業の売上高1949億3500万円、セグメント利益53億2600万円。
トライアルは、食品や日用消耗品を中心としたラインアップを競争力のある低価格で、24時間営業の店舗運営を行っている。とくに生鮮食品や弁当・惣菜などの「食」を強化することで、できたての美味しさにこだわった商品開発を行い、顧客の支持率向上につなげている。
新規出店は、スーパーセンター6店舗、メガセンター2店舗、小型店1店舗を開設した。閉鎖店舗はなし。期末店舗数は327店舗(FC3店舗を含む)。改装はスーパーセンター6店舗、smart1店舗、小型店1店舗で実施した。
リテールAI事業は、利便性の高い買い物体験の提供や店舗オペレーションの省力化を目指したテクノロジーの開発および導入拡大のための投資を実施している。積極的な投資を行う一方、赤字幅は縮小している。事業売上高は1億9700万円、セグメント損失はゼロとなった。
同社オリジナルの買い物カート「Skip Cart」の導入を推進していて、2024年9月末時点のグループ外も含む導入店舗数232店舗、台数1万9588台になっている。