マツキヨココカラnews|第2Q売上高5257億円3.5%増・経常利益1.1%減
(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高5257億2900万円(3.5%増)、営業利益376億6200万円(0.3%増)、経常利益396億1800万円(1.1%減)、中間純利益249億5800万円(3.4%減)だった。
営業利益率7.2%、経常利益率7.5%。
マツモトキヨシグループ事業の売上高は3280億8500万円(4.9%増)、セグメント利益は262億0800万円(6.0%増)。マスクや検査キットなど、新型コロナウイルス関連商品の反動減はあったものの、都市部や繁華街、商業施設内などの人流の拡大や訪日外国人観光客の増加により、化粧品を中心として売上げが好調に推移した。
PB商品では、「matsukiyo」から人気保湿ケア商品「ヒルメナイドシリーズ」の新たなラインナップとして「ヒルメナイドスプレー」の展開をスタートさせた。また、「matsukiyoLAB」からアスリートラインとサステナブルロカボラインを、「ザ・レチノタイム」からそれぞれ新商品を発売した。
国内では31店舗を新規出店し、10店舗を閉店した。9月末時点の国内店舗数は1925店(うち調剤薬局数456店舗。健康サポート薬局36店舗)。薬局経営支援サービスである調剤サポートプログラムの加盟店舗は235店舗まで拡大した。
海外では、グアムに新規出店した。9月末時点の海外店舗数は、タイ王国で28店舗、台湾で23店舗、ベトナム社会主義共和国で10店舗、香港で11店舗、グアムで1店舗の合計73店。
ココカラファイングループ事業の売上高は1958億3600万円(1.0%増)、セグメント利益は112億8100万円(0.8%増)。マスクや検査キットなど、新型コロナウイルス関連商品の反動減や売上構成比の高い調剤事業における薬価改定の影響などはあったものの、ロイヤルカスタマーの醸成に向けた効率的かつ効果的な販促策の実施により、化粧品の売上げが伸長し、全体の売上げを押し上げた。
国内では12店舗を新規出店し、9店舗を閉店した。9月末時点の国内店舗数は1563店(うち調剤薬局数544店舗。健康サポート薬局98店舗)。