ABCマートnews|第3Q売上高2771億円9.8%増・経常利益14.7%増
(株)エービーシー・マート(東京都渋谷区、野口実社長)が 2025年2月期の第3四半期決算を発表した。
3月1日~11月30日の連結業績は、売上高2770億7800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益480億0100万円(15.6%増)、経常利益496億2800万円(14.7%増)、四半期純利益341億5400万円(14.6%増)と、増収増益だった。
営業利益率17.3%、経常利益率18.0%。
国内の売上高は1925億4800万円(9.8%増)、セグメント利益は407億3700万円(17.7%増)。
販売戦略については、今春に本格参入したハンズフリー市場において、商品の品揃えと取り扱い店舗の拡大により、新規顧客の獲得と売上げの拡大に注力した。
物価対策として、「GRANDSTAGE」において初の限定セールを実施するなど、購買機会を増やす取り組みを実施した。商品展開については、ハンズフリーシューズやトレンドのスニーカー、寒暖差に対応したウェアなどの販売に注力した。
36店舗を新規出店し、22店舗を閉店した。11月末時点の店舗数は1109店。
海外の売上高は865億2500万円(11.1%増)、セグメント利益は73億2300万円(6.4%増)。韓国は545億5800万円(13.1%増)、台湾は89億8500万円(1.8%増)、米国は225億6800万円(9.0%増)。いずれの国においても、インフレ対策でセールを実施し、売上げの拡大と在庫の消化に努めた。11月末時点の海外店舗数は、韓国325店、台湾64店、米国7店、ベトナム5店の計401店。