ライフnews|第3Q営業収益6329億円5.1%増・経常利益183億円7.6%減

(株)ライフコーポレーション(東京本社:東京都品川区、大阪本社:大阪市淀川区、岩崎高治社長)が2025年2月期の第3四半期決算は、営業収益が6328億8500万円で前年同期比5.1%増、営業利益176億8800万円(8.0%減)、経常利益183億4000万円(7.6%減)、純利益128億1300万円(3.4%減)。

営業利益率は2.8%(3.1%)、経常利益率は2.9%(3.3%)。

5.1%の増収を確保したが、8.0%の営業減益となった。新規出店に伴う賃借料などの各種物件費が増加した。人への投資・処遇改善等に伴う人件費も増加した。そこでカイゼン活動による生産性の向上、コスト最適化に取り組んだ。

ライフでは2023年度から、「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現への貢献」の3つを柱とした第七次中期経営計画を進めている。

具体的には3月にBIO-RAL事業本部を立ち上げた。オーガニック、ローカル、ヘルシー、サステナビリティのコンセプトに沿った「BIO-RAL(ビオラル)」商品の開発力に磨きをかけつつ拡大した。「BIO-RAL(ビオラル)」店舗を2店舗新設し、既存店舗の「BIO-RAL(ビオラル)」コーナーを充実させるなど同質化競争からの脱却を着実に推進している。

また、2021年2月から日配品を対象としてAI需要予測による発注自動化サービスの導入を開始した。それを生鮮部門の発注にも範囲を広げ、ほぼ全店で稼働させた。

また、スマホ決済サービス拡大への対応として、新たに「d払い」「au PAY」「楽天ペイ」を10月から全店舗で導入した。

新規店舗では10店舗を開設。3月に池袋三丁目店(東京都)、ビオラルみのおキューズモール店(大阪府)、ビオラル国立駅前店(東京都)、4月にソコラ所沢店(埼玉県)、5月に目黒八雲店(東京都)、6月に松ヶ崎店(京都府)、7月に吉祥寺駅前店(東京都)、8月に芦屋呉川町店(兵庫県)、10月にさいか屋藤沢店(神奈川県)、11月に東天満店(大阪府)。一方、2店舗を閉店した。

既存店舗では、高井田店、西九条店、千川駅前店、南津守店、さいたま新都心店で、「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品・手づくりパン・惣菜の品揃えを拡充する改装を実施した。

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