アレンザnews|第3Q営業収益1156億円2.9%増・経常利益28億円20.0%減
アレンザホールディングス(株)(福島県福島市、浅倉俊一社長)が2025年2月期第3四半期決算を発表した。アレンザホールディングスは(株)バローホールディングスの子会社で、傘下にホームセンターの(株)ダイユーエイト、(株)タイム、(株)ホームセンターバロー、ペット専門店の(株)アミーゴなどの事業会社を展開する。
連結営業収益は、1155億5800万円(前年同期比2.9%増)、連結営業利益24億9600万円(20.4%減)、連結経常利益は28億1900万円(20.0%減)、四半期純利益は18億3700万円(14.8%減)となった。
営業利益率2.2%(2.8%)、経常利益率2.4%(3.1%)。( )は前年数値。
同社は下期からは、資産の適正化として店舗における商品在庫の管理精緻化を目的としたプロジェクトを組織し、適切な発注回数の設定、取扱い品種セレクト、適正在庫数の設定などローコストかつ顧客が買物をしやすい売場環境の整備に努めた。また、収益拡大を図るだけでなく、資産効率を高めグループの財務体質を改善することでグループの持続的成長力の基盤強化に取組んでいる。
期中の新規出店では、ホームセンター1店舗、ペット専門店7店舗、プロショップ2店舗を新たに開設し、ホームセンター2店舗、ペット専門店8店舗、自転車専門店1店舗をそれぞれ閉店した。期末店舗数は302店舗。
主要企業の概況では、ダイユーエイトは既存店ベースで、客数が前年同期比で1.9%減少し、客単価が前年同期比で1.3%増加により既存店売上高は0.6%減少した。営業収益は354億3200万円(3.9%増)、営業利益は4億9300万円(33.5%減)。
タイムは既存店ベースで、客数が前年同期比で5.4%減少、客単価が前年同期比で2.6%増加したことにより既存店売上高は3.0%減少。ト営業収益は120億4700万円(2.3%減)、営業利益は1700万円(348.6%増)となった。
ホームセンターバローは、既存店ベースで、客数が前年同期比で2.0%減少、客単価が前年同期比で2.9%増加により既存店売上高は0.9%の増加となった。営業収益は443億5600万円(2.4%増)、営業利益は13億1600万円(1.9%減)。
ペットワールドアミーゴは既存店ベースで、客数が前年同期比で2.7%減少、客単価が前年同期比で2.0%増加したことにより既存店売上高は0.7%減少。営業収益は181億4300万円(12.7%増)、営業利益は7億2600万円(16.7%減)となった。