マルヨシセンターnews|第3Q売上高293億円2.5%増/増収減益
(株)マルヨシセンター(香川県高松市、佐竹克彦社長)の2025年2月期第3四半期決算は、売上高293億1800万円(前年同期比2.5%増)、営業損失3700万円(前年同期は2億6100万円の営業
利益)、経常損失4500万円(前年同期は2億4500万円の経常利益)、四半期純損失は7900万円(前年同期は1億1700万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。
期中の取り組みでは「マルヨシクオリティー」の追求を方針とし、顧客満足の得られる売場づくりの強化とともに、接客サービスの向上を目指した。とくにマニュアルにとらわれない「お客さま中心」のサービス構築を図っている。
商品面では「健康とおいしさ」をキーワードに、生鮮(精肉、デリカ他)を強化カテゴリーと位置づけさらなる差別化を進めることで、生鮮の魅力度向上を図っている。あわせて「味Gメン」による味と品質チェックも継続している。また、製造工場の生産性向上を重要課題ととらえ、製造商品の選択と集中による製造効率の向上、また、新しい製造機器への投資による生産性の向上に取り組んでいる。
また、イズミのランサムウェア感染被害の影響やシステム統合に伴うマルヨシセンターシステム整備のための費用が発生したものの、段階的に進めてきたイズミとの仕入、物流、システムの統合を本年6月から本格稼働させることで、今後は仕入れ原価の低減や物流の効率化によるコスト削減、物流体制の整備を実現し、利益拡大を図っていく。