ヤマナカnews|第3Q売上収益629億円1.8%減・経常利益61.7%減の減益

(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2025年3月期第3四半期決算を発表した。売上高に営業収入を加えた営業収益は、629億5000万円(前期比1.8%減)、営業利益は6400万円(82.2%減)、経常利益は1億8500万円(61.7%減)、四半期純利益は1億2000万円(49.4%減)の減収減益だ。

営業利益率は0.1%、経常利益率は0.2%。

2025年2月期から2027年3月期までの中期3カ年計画として「戦略の3本柱」を策定し、①既存ビジネスモデルの進化、②経営効率の向上、③イノベーションの創造に取り組んでいる。

既存ビジネスモデルでは、「勝ちパターンの横展開・経営資本の傾斜配分」を掲げ、生鮮強化型モデルを磨き上げて収益拡大店舗に経営資本を傾斜し、進化を図る。

店舗施策については、2024年4月に大府店(愛知県大府市)、5月に小田井店(名古屋市西区)、6月に西枇杷島店(愛知県清須市)、7月に高横須賀店(愛知県東海市)、9月に新安城店(愛知県安城市)、10月にフランテロゼ八事(名古屋市天白区)と日比野店(名古屋市熱田区)ををリニューアルし、生鮮と惣菜売場を拡大・刷新している。

ヤマナカは、2025年3月期通期連結業績予想について、営業収益は、物価上昇や実質賃金の減少による節約志向のなか、当初予想を下回る見込みとなり、連結業績予想を下方修正する。営業収益848億円(従来予想は860億円)、営業利益3億5000万円(11億円)、経常利益4億8000万円(12億円)、純利益3億2000万円(8億円)と下方修正した。

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