三越伊勢丹news|第3Q売上高4175億円3.9%増・経常利益49%の大幅増
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長)が2025年3月期第3四半期決算を発表した。
4月~12月までの連結業績は売上高が4174億5000万円(前期比3.9%増)、営業利益は599億3900万円(46.4%増)、経常利益は660億4300万円(46.8%増)、四半期純利益は464億7900万円(49.4%増)の増収・大幅増益。
営業利益率は14.4%、経常利益率は15.8%。
主力の百貨店業の売上高は3478億4100万円(前期比3.2%増)、営業利益は498億6500万円(45.8%増)。
国内では、免税売上高は、首都圏の都心店舗だけでなく地域店舗においても前年実績を大きく上回り、過去最高額を更新した。その結果、首都圏の(株)三越伊勢丹が引き続き大幅な増収となり、地域百貨店の総額売上高も前年実績を上回っている。
海外では、One Bangkok Company Limitedと共同で、タイ・バンコク中心部で最大の複合開発プロジェクト「One Bangkok」のオフィス事業および小売事業に参画していて、2024年10月に、小売事業の「MITSUKOSHI DEPACHIKA」がソフトオープンしている。
またレストランをリモデルオープンした米国三越の売上げも好調で、前年実績を上回った。マレーシアでは先行してリモデルオープンしたKLCC店の食品エリアが全体を牽引し、売上げが堅調に推移した。