エンチョーnews|第3Q売上高258億円2.6%減/2300万円の純損失
(株)エンチョー(静岡県富士市、遠藤秀男社長)の2025年3月期3四半期の売上高は258億0500万円(前年同期比2.6%減)、営業利益1億5800万円(26.6%減)、経常利益2700万円(69.2%減)、四半期純純損失2300万円(前年同時期は3600万円の利益)となった。
営業利益率は0.1%(0.8%)、経常利益率は0.1%(0.3%)。( )は前年数値。
創業85周年、ホームセンター開設50周年を迎えた同社グループは、中期経営計画スローガンとして「3つの進化(伸化、深化、新化)で企業価値を高める」を掲げている。
品揃えの最適化や専門店事業推進による「収益力向上」、事業間連携体制の強化や買物環境の向上による「集客力強化」、電子化やWeb化等によって業務効率化や労働環境の改善を図る「働き方改革」の取り組みを進めている。
店舗では、周年記念として還元セールや集客イベントを実施した。また、収益力向上を目的とした「ジャンボエンチョー富士店」や「ジャンボエンチョー下川原店」の全面改装を行ったほか、全店舗で地域に根差した品揃えの強化に注力している。
商品面では資材関連や園芸用品、ペット用品等が減少、キャンプ、アウトドア用品などの高単価品が不振で減収となった。
期末店舗数は57店舗(ホームセンター23店、ハードストック11店、ダイソー2店、ズースクエア3店、casa2店、SWEN16店)となった。