ワークマンnews|第3Q売上高1482億円4.8%増・経常利益0.2%減

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)が 2025年3月期の第3四半期決算を発表した。

2024年4月1日~12月31日のチェーン全店売上高は1482億1400万円(前年同期比4.8%増、既存店では1.5%増)となった。また営業総収入は1076億6000万円(1.4%増)、営業利益が206億7400万円(0.0%減)、経常利益210億3700万円(0.2%減)、四半期純利益130億1800万円(0.5%減)となった。

対売上高営業利益率は13.9%、経常利益率は14.2%。

運営形態別の売上高は、フランチャイズ・ストア1346億5000万円(3.5%増、チェーン全店売上高構成比90.8%)、直営店135億6300万円(20.0%増、チェーン全店売上高構成比9.2%)となった。

商品については、長引く円安を背景に価格戦略の見直しと、これまでにない発想で新たな機能開発を推進した。外部環境を遮断し衣服内を快適温度に保つ「Xシェルター」シリーズのほか、ベーシックなデザインに機能性を兼ね備えたカジュアルラインを強化した。PB(プライベート・ブランド)商品のチェーン全店売上高構成比は、前年同期比0.6ポイント増の68.3%となった。

「WORKMAN WEEK」を開催し、期間限定のノベルティやコラボ企画商品を展開することで集客力の向上を図った。また、季節商品の販売促進として、SNSによる情報発信と売場を連動させ販売効率を高めた。

「#ワークマン女子」の出店加速とプロから一般まで幅広い顧客層をターゲットとした「ワークマンプラスII」の本格展開に着手した。ロードサイド25店舗、ショッピングセンター6店舗、合計31店舗を新規出店した。12店舗をスクラップ&ビルド、71店舗を改装転換、5店舗を閉店した。2024年12月末時点の店舗数は1037店舗(ワークマン318店舗、ワークマンプラス642店舗、#ワークマン女子67店舗、ワークマンプロ10店舗)。

営業形態の内訳は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末から17店舗増の969店舗、直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストアおよびショッピングセンター店舗)は前期末から9店舗増の68店舗となった。

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