ロック・フィールドnews|第3Q売上高395億円0.6%増も人件費増で減益

(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、古塚孝志社長)が 2025年4月期の第3四半期決算を発表した。

2024年5月1日~2025年1月31日の連結業績は、売上高395億2200万円(前年同期比0.6%増)、営業利益13億8600万円(14.1%減)、経常利益14億3600万円(13.7%減)、四半期純利益6億1300万円(44.2%減)で、増収減益となった。

営業利益率は3.5%、経常利益率は3.6%。

なお、第3四半期連結累計期間において、2024年7月26日開催の同社第52回定時株主総会の終結時をもって取締役を退任した創業者岩田弘三氏に対し、在任中の功労に報いるため贈呈した特別功労金5億円を特別損失として計上している。

基幹ブランドの「RF1」において「神戸コロッケ」「いとはん」「融合」の併設出店を伴うリニューアルを行った。併せてクリスマス・年末年始商戦において「ロック・フィールドメンバーズ」のWEB予約の導線設計を改良し、利便性向上を図った。

商品設計や価格の見直し、物流拠点の集約による配送コスト削減、販売部門における店舗オペレーションの効率化に取り組んだが、原材料費や店舗包装資材の単価上昇、店舗スタッフの時給単価上昇による人件費の上昇を吸収しきれず、減益となった。

ブランド別の業績は、主力の「RF1」が売上高241億4100万円(0.3%増)・構成比61.1%、「グリーン・グルメ」が売上高79億0300万円(2.1%増)・構成比20.0%、「いとはん」が売上高28億0500万円(±%)・構成比7.1%、「神戸コロッケ」が売上高22億5200万円(1.2%減)・構成比5.7%、「融合」が売上高7億1200万円(2.9%減)・構成比1.8%、「ベジテリア」が売上高6億8700万円(3.5%増)・構成比1.7%となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧