オークワnews|営業収益2502億円1.1%増/減損計上で最終損失

(株)オークワ(和歌山県和歌山市、大桑弘嗣社長) は2025年2月期(2024年2月21日~2025年2月20日)の業績を発表した。営業収益(売上高および営業収入)は2501億5000万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は13億2800万円(54.0%減)、経常利益は14億4200万円(53.5%減)、当期純損失は23億8100円(-)。

営業利益率0.5%(1.2%)、経常利益率0.6%(1.3%)。( )は前期数値。

前期は増収を確保したが、売上原価、人件費、光熱費上昇分をカバーできず減益となった。また、減損損失の計上により純損失となった。

連結子会社では、外食のオークフーズが客数増加や人員不足の解消などにより増収増益となった。農産加工・配送業務を行うサンライズは、諸経費の増加により減益となった。

前期の取り組みでは、オークワが進めている「業態の再構築」、「オークワブランドの商品開発拡大」の継続とともに「マーケティング戦略の構築」、「店舗生産性の向上」、「業務革新によるコスト削減具現化」、「人的資本価値の最大化」「サステナビリティ経営の深耕」に注力してきた。

オークワ単体の部門別売上高と構成比は、生鮮食品1029億4500万円・42.6%、加工食品1050億2600万円・43.4%、住居関連用品267億6900万円・11.1%、衣料品71億7200万円・3.0%。

出店面では「スーパーセンター知多店」「西大和店」「富田林旭ヶ丘店」の3店舗をオープンした。また、デリカ&ベーカリー専門店「ANDELICA谷町店」、酒・ギフト専門店「あつたこまちby Paro Marche」をオープンした。期末店舗数は154店舗(専門店含まず。前年比1店舗増)。

内訳は「スーパーマーケット」98店舗、「スーパーセンター」30店舗、ディスカウントタイプの「プライスカット」20店舗、高質スーパーマーケットの「メッサ」6店舗となっている。

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