良品計画news|第2Q営業収益3820億円19%増・経常利益43%増/過去最高

(株)良品計画(東京都文京区、清水智社長)が2025年8月期第2四半期の業績を発表した。
営業収益は3820億2300万円(前期比19.4%増)、営業利益361億0500万円(49.8%増)、経常利益345億8700万円(43.1%増)、中間純利益254億8200万円(61.6%増)の二ケタ増益増収だ。中間期ベースでいずれも過去最高を更新した。

営業利益率は9.5%、経常利益率は9.1%。

営業収益は、国内外での新規出店に伴う店舗数の増加と、売上げが順調に推移したことで増収となった。生産体制の内製化による原価低減、海外における値下げ率の改善、為替影響により営業総利益率の改善が進んだ。また販管費率も低下したことで、営業利益率は9.5%となった。無印良品(ライセンスドストアを含む)の店舗数は、国内外計1368店舗。

国内事業の営業収益は2259億8600万円(前期比22.2%増)、セグメント利益は240億8000万円(42.2%増)と、増収増益。既存店の売上高は、2024年2月以降、プラス基調が続く。また、売上げの伸長に伴い、人件費や借地借家料、運搬・配送費をはじめとする経費率の改善が進み、営業利益は増益となった。

国内では、郊外の生活圏を中心に33店舗を出店、5店舗閉鎖し651店舗をネットワークする。海外では中国大陸、台湾、タイ、ベトナム、マレーシア等に45店舗を出店、10店舗閉鎖し、717店舗となった。

東アジア事業の営業収益は1103億4100万円(前期比15.1%増)、セグメント利益は213億6600万円(31.7%増)。為替影響も加わり、増収増益。台湾、香港も増収増益。中国大陸はオンライン販売が牽引した。韓国は、既存店売上が伸長した。

東南アジア・オセアニア事業営業収益は244億6700万円(前期比28.8%増)、セグメント利益は33億0100万円(33.5%増)と、増収増益

欧米事業の営業収益は212億2800万円(前期比5.7%増)、セグメント利益は36億3400万円(55.1%増)。為替影響も加わり、増収増益。

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