ジェーソンnews|年商282億円1.5%減・経常利益5億円37.0%減
ディスカウントストアを展開する(株)ジェーソン(千葉県柏市、太田万三彦社長兼会長)の2025年2月期の連結業績は、売上高282億9700万円(前期比1.5%減)、営業利益5億3800万円(38.5%減)、経常利益5億7300万円(37.0%減)、当期純利益3億4500万円(42.7%減)となった。
営業利益率1.9%(3.0%)、経常利益率2.0%(2.9%)。( )は前年数値。
期中の取り組みでは,徹底したローコストでの店舗運営を推進した。オリジナル商品等の取扱強化や店舗のスクラップ&ビルM&A&A推進による店舗網拡充を図り、「人々の生活を支えるインフラ(社会基盤)となる」との企業理念の下、地域の生活便利店としてチェーンストア経営に注力してきた。
今年度の業績は、インフレの影響による仕入原価の高騰及びメーカーサイドのロス率抑制に伴うJV商品の流通量減少など、環境変化への適応が遅れたことでJV商品の集荷が計画に届かず、減収となった。
収益面では、新規出店に伴う地代家賃等の増加や自社物流の適正化に向けた新たな倉庫費用・トラック増車費用、M&A&Aに関わる投資等によるコスト増もあり、減益の結果となった。
出店面では、2024年5月に東京都東村山市の「東村山青葉町店」、2024年7月に茨城県常陸太田市の「常陸太田宮本町店」、2024年9月に栃木県那須烏山市の「那須烏山店」、2024年10月に群馬県前橋市の「前橋北代田店」の計4店舗が開店した一方、2024年12月に1店舗が閉店し、直営店舗数は115店舗となった。