ケーズnews|年商7380億円2.7%増・経常利益12.9%増の増収増益

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2025年3月期の本決算を発表した。

2024年4月1日~2025年3月31日の連結業績は、売上高7380億1900万円(前年比2.7%増)、営業利益217億8100万円(16.3%増)、経常利益259億1000万円(12.9%増)、当期純利益95億2500万円(29.1%増)で、増収増益となった。

営業利益率3.0%、経常利益率3.5%。
 

ケーズデンキグループは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。それに則って、「現金値引」「長期無料保証」「あんしんパスポートアプリ」などのサービスを提供し、顧客の利便性を重視した地域密着の店舗展開、営業活動を実施している。

「中期経営計画2027」において “既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固めを図る” を基本方針として掲げ、達成に向けて取り組んでいる。

経営成績については、エアコン・暖房器具を始めとする季節商品や携帯電話、理美容家電の売上げが好調に推移し、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年を上回る結果となった。

直営店8店舗を開設し、直営店8店舗を閉鎖して店舗網の強化と経営の効率化を図った。3月末時点の店舗数は556店(直営店552店、FC店4店)。

2026年3月期は、売上高7550億円(2.3%増)、営業利益230億円(5.6%増)、経常利益265億円(2.3%増)、当期純利益100億円(5.0%増)を見込む。

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