三菱食品 news|年商2兆1208億円・経常利益333億円/増収増益

三菱食品(株)(神奈川県横浜市、京谷裕社長)の2025年3月期決算は売上高2兆1208億4700万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は卸売事業を中心とした取引伸長や採算管理強化による利益率の改善等により315億7500万円(6.9%増)、経常利益333億0800万円(6.1%増)、当期純利益231億7400万円(2.6%増)。

営業利益率1.5%(1.4%)、経常利益率1.6%(1.5%)。( )は前年数値。

事業別の状況では卸売事業が売上高1兆9000億8600万円(1.2%増)、経常利益284億4200万円(9.0%増)。コンビニエンスストアやディスカウントストアとの取引が堅調に推移した。利益面では、売上高増加や採算性の向上に伴う売上総利益の増加が物流費等の販管費増を吸収し、前年同期を上回った。

ブランド開発事業は売上高は329億1600万円(1.6%増)、経常利益3億8600万円(69.9%減)。新規取扱いブランドにより、増加した。利益面では、輸入商品の在庫を一部処分販売したために利益率が悪化し、前年同期を下回った。

物流事業の売上高は1432億0200万円(3.6%増)、経常利益36億8500万円(21.4%増)。特定小売業との取引拡大等により、売上高が増加した。利益面では、売上高増加に伴う売上総利益の増加が販管費増を吸収し、前年同期を上回った。

機能開発事業は売上高446億4200万円(15.7%増)、経常利益22億9000万円(11.0%減)。メーカーに対する原材料取引が好調であったこと等により、売上高が増加した。利益面では、海外の関連会社における一過性の損失等により、前年同期を下回った。

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