パルタックnews｜年商1兆1881億円3.1%増･経常利益317億円3.7%増

(株)PALTAC（大阪市中央区、吉田拓也社長）の2025年3月期決算は売上高1兆1880億9700万円(前年同期比3.1％増）、営業利益280億0800万円(3.1％増）、経常利益316億8400万円(3.7％増）、当期純利益228億6400万円(10.8％増）。

営業利益率2.4％(2.4％)、経常利益率2.7％(2.7％)。（　）は前年数値。

販売面では、コロナ関連商材の需要減少や節約志向に加えて、サプリメントを中心とした一部商材の買い控えなどの影響を受けたが、積極的なデータ活用により、外出機会やインバウンドの増加、感染症の流行などをきっかけとする市場の変化を捉え、新規商材の投入など的確な販売活動に努めた結果、売上高は前事業年度を上回った。

利益面では、物流費の高騰や人財への積極投資の推進による販管費の増加はあったものの、売上高の増加に伴う売上総利益の増加や、固定費吸収効果の発揮による販管費率の低下などにより営業利益は前事業年度を上回った。

業態別の販売実績は次の通り。ディスカウントストアでの販売の伸びが目立つ。

ドラッグストア 7637億8500万円(4.9%増)
ディスカウントストア、スーパーセンター 1093億3600万円(10.9%増)
コンビニエンストア 952億1400万円(4.4%増)
ホームセンター 847億8700万円(2.8%減)
ゼネラルマーチャンダイズストア 531億3100万円(1.0%増)
輸出、ECほか 409億4700万円(25.7%減)