千趣会news|第2Q売上高213億円6.2%減・経常損失15億円
(株)千趣会(大阪府大阪市、鈴木聡社長)が 2025年12月期の第2四半期決算を発表した。
1月1日~6月30日の連結業績は、売上高212億7300万円(前年同期比6.2%減)、営業損失13億4600万円(前年同期は19億2400万円の営業損失)、経常損失14億8400万円(前年同期は20億4600万円の経常損失)、中間純損失19億2000万円(前年同期は14億5100万円の中間純損失)と厳しい決算となった。
2月13日に発表した「再生計画(2025年~2027年)」に基づき、業績回復に向けた取り組みを進めている。
インターネット及びカタログを中心とする通信販売事業は、売上高183億2600万円(前年同期比7.6%減)、営業損失は16億3900万円(前年同期は21億1600万円の営業損失)だった。
世代別事業ドメインへの再編、コアターゲットへ提供する商品とマーケティングの最適化施策に取り組んでいる。予定していた不採算商品改廃の実施などもあり、売上高は前年同期比で減少したものの、夏季の主力商品「サラリスト」の認知施策が一定の成果を収めており、ECモールへの出店店舗の売上げも前年同期を上回って推移している。また、注文獲得費の効率化を進めたことで収益性は改善した。
法人向けの商品・サービスを提供する法人事業は、売上高18億3100万円(1.0%増)、営業利益1億0100万円(130.8%増)だった。広告受注は想定を下回ったものの、物流業務の代行サービスの受託が堅調に推移した。
ベルメゾン会員を対象とした保険選びのサポートを行う保険事業は売上高2億1300円(前年同期比2.7%減)、営業利益9200万円(4.8%増)だった。
子育て支援事業を行うその他の事業は、売上高9億0100万円(12.3%増)、営業利益9800万円(65.6%増)。