マミーマートnews|年商1937億円20.5%増・経常利益72億円3.5%増

(株)マミーマートホールディングス(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)の2025年9月期決算が発表された。マミーマートは10月1日付けで持株会社に移行した。会社分割を実施して、商号を「(株)マミーマートホールディングス」に変更した。

また、「マミーマート」「生鮮市場TOP!」「マミープラス」の運営を新設分割により新設した(株)マミーマートに承継した。決算期間は2024年10月1日から20259月30日までのマミーマートの数値となる。

営業収益1936億8900万円(前期比20.5%増)、営業利益67億4400万円(4.8%増)、経常利益71億9700万円(3.5%増)、当期純利益52億4600万円(10.8%増)。

営業利益率3.5%(4.0%)、経常利益率3.7%(4.3%)。( )は前年数値。

既存店売上高増減率は10.0%増、客数6.0%増、客単価3.7%増、一品単価4.1%増、買上点数0.4%減。

マミーマートは「先行投資フェーズ」を掲げる中期経営計画(2024年9月期~2026年9月期)の2年目。

「圧倒的地域No.1店舗の構築」の構築を掲げて、顧客の来店目的となる「ディスティネーションアイテム」の展開を進めた。唐揚げは4月にリニューアルを実施。半年間の既存店売上高前年比で77%増となった。希少部位を打ち出した牛タンは生鮮市場TOP売上高前年比で37%増。時短調理ニーズに対応した「味付け肉」売上高前年比44%増。

新規出店は6店舖。生鮮市場TOP!4店舗、マミープラス2店舗。業態転換のための改装は8店舖。生鮮市場TOP!3店舗、マミープラス5店舗。また、活性化改装を2店舗で実施した。

期末店舗数は84店舖。内訳はマミーマート35店舖、生鮮市場TOP!34店舗、マミープラス15店舗。2つの新フォーマットの店舗数がマミーマートを抜いた。

新フォーマットを柱にした新規出店・業態転換を伴う出店関連費用や賃金改定などで販管費および一般管理費は15.8%増となったが、営業総利益が14%増加したことで増益を確保した。

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