ビックカメラnews|第2Q売上高5084億円6.0%増・経常利益22.7%増

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)が2026年8月期の第2四半期決算を発表した。

2025年9月1日~2026年2月28日の連結業績は、売上高5084億2900万円(前年同期比6.0%増)、営業利益187億2700万円(25.6%増)、経常利益194億2100万円(22.7%増)、中間純利益110億9800万円(23.2%増)と、増収増益となった。売上高、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて中間連結会計期間として過去最高額を更新した。

営業利益率3.7%、経常利益率3.8%。

家電小売業界における売上げは、テレビが低調だったが、スマートフォン、ゲーム、パソコンが好調、デジタルカメラが堅調であったため、総じて堅調に推移した。

同社グループでは、2025年8月期から2029年8月期までの5年間を計画期間とする「ビックカメラグループ中期経営計画~Vision 2029~」を策定・公表している。グループ企業価値の最大化のための経営目標として、2029年8月期の数値目標について売上高1兆1000億円、営業利益 400億円、ROE(自己資本当期純利益率)10.5%とし、計画達成に向けた重点戦略として「店舗を起点とした顧客戦略」「グループアセット活用による買替需要の創出戦略」「インバウンド強化戦略」を掲げている。

「店舗を起点とした顧客戦略」として、顧客のニーズに即した多彩な店舗フォーマットによる出店を進めている。1月30日に訪日客の増加を見込みつつ、国内旅行者や近隣住民にも便利に利用してもらうため、豊富な品揃えからニーズに合った商品を厳選して提案する新業態の第1号店となる「ビックカメラSelect札幌狸小路店」(北海道札幌市) を、また3月14日には “商品やサービスを体験しながら、自分らしい「暮らし」や「発見」が見つかる場所” をコンセプトとする提案型ショップ「ビックカメラ池袋西口IT tower店」(東京都豊島区)を開店した。

また2026年2月25日、従前のオリジナルブランド(ORIGINAL BASIC、ORIGINAL SELECT、HashTAG)を統合・進化させた新たなオリジナルブランド「ビックアイデア」を発表した。

「インバウンド強化戦略」については、観光や食事を楽しんだ後のナイトタイムに買物を楽しみたいという訪日外国人の声も参考に、2025年11月1日に「なんば店」の営業時間を1時間延長した。また、特定の地域に依存しすぎない売上げ構成を目指す方針のもと、多様な国々への集客強化や品揃え拡充を行った結果、東南アジア諸国や米国の売上げ構成比が高まり、免税売上高は第1四半期連結累計期間として過去最高額を更新した。

物品販売事業は、売上高5022億3400万円(6.1%増)、経常利益は184億5200万円(26.2%増)。

BSデジタル放送事業は、売上高54億9900万円(0.6%減)、経常利益9億1100万円(24.6%減)。

通期は、売上高1兆0220億円(4.9%増)、営業利益344億円(13.6%増)、経常利益357億円(11.8%減)、当期純利益184億円(5.3%増)を見込む。

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