丸井グループニュース|2370億円・3.6%減収も営業利益8期連続増益
㈱丸井グループ(青井浩代表取締役社長)の2017年3月期決算。
主力事業は小売事業とフィンテック(カード)事業。そしてその一体運営が丸井グループの特徴だ。フィンテックとは「finance(ファイナンス)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語で、ファイナンス・テクノロジーの略。つまりカード事業を通じた金融業という意味。
したがって、カードによるグループ総取扱高は1兆9337億円(前年比14%増)。フィンテック事業におけるショッピングクレジット取扱高が牽引し、前年を2303億円上回った。
ただし売上高は2370億2200万円で前年比3.6%減。営業利益は312億5300万円(5.5%増)で8期連続の増益、当期利益は187億2400万円(5.4%)と6期連続の増益となった。
小売事業の売上高は1632億3100万円で営業利益は78億円(前年比27%減)と大きく減益。売上不振とSC・定借化に伴う未稼働面積の増加がその要因だ。あの小売業の丸井も完全に時代遅れとなりつつある。
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