高島屋news|5月は免税販売額71%増が貢献して2.5%の伸び

(株)高島屋(木本茂社長)は、5月度営業報告を発表した。

売上高総計は前年同月比2.5%増。
高島屋および国内百貨店子会社2.0%。

店舗・事業部別概況は、大阪店11.0%増、堺店1.0%増、京都店2.5%増、泉北店▲6.2%、日本橋店▲0.9%、横浜店1.6%増、港南台店▲23.8%、新宿店2.0%増、玉川店0.5%増、立川店▲5.9%、大宮店▲8.7%、柏店8.3%増。
(株)高島屋直営の国内百貨店13店舗は2.4%増だった。

子会社の4社17店舗は、(株)岡山高島屋2.5%増、(株)岐阜高島屋▲7.6%、(株)米子高島屋▲18.1%、(株)高崎高島屋▲3.1%。

(株)高島屋国内百貨店13店と子会社国内百貨店17店を合計すると、1.9増だった。

百貨店事業に関して、減収店舗の特長は、小型であること、地方立地であること。大型の都心店は何とかなるということだ。

一方、法人・団体に営業する外商部門の法人事業は9.4%増と好調、しかしクロスメディア事業は▲9.2%と不調だった。このクロスメディア事業は、昨年9月からカタログ政策の見直しに入っていて、その見直しの過渡期にあたるため、前年実績に届かなかった。

商品別売上高は、衣料品▲3.9%、家庭用品▲4.4%、食料品1.7%増、雑貨19.6%増だった。これまた明暗がくっきり。

5月は日曜日が前年比1日減だったものの円安や株高の影響もあり、免税品や高額品の売上げが好調に推移し、3カ月連続で前年実績を上回った。特に免税販売額は、前年比71.1%増の大きな伸びとなった。

6月度の店頭売上げは14日までの累計が前年比3.0%増、免税販売額が20.8%増で推移している。

検索ワード:高島屋 百貨店 5月 免税品

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