高島屋news|6月は高額品・免税品・クリアランスセールで売上高4.6%増
(株)高島屋(大阪市中央区、木本茂社長)は、6月度営業報告を発表した。
(株)高島屋直営の国内百貨店13店舗では4.9%の増収だった。
店舗別概況は、大阪店10.7%増、堺店▲2.6%、京都店9.3%増、泉北店▲9.5%、日本橋店0.6%増、横浜店3.5%増、港南台店▲11.2%、新宿店3.8%増、玉川店5.3%増、立川店▲1.3%、大宮店▲8.9%、柏店11.8%増。
上記(株)高島屋の国内百貨店13店と、子会社国内百貨店4社17店を合計すると、4.6%の増収となった。
子会社4社の概況は、(株)岡山高島屋が2.0%増、(株)岐阜高島屋は▲0.1%、(株)米子高島屋▲3.6%、(株)高崎高島屋▲0.5%。
6月度の店頭売上げは、第1に高額品、第2に37.6%増となった免税品の売上げが伸長したことに加え、第3にクリアランスセールが昨年より1日早い30日にスタートしたこともあり、4カ月連続で前年実績を上回った。
店舗別売上げは、改装による売場面積縮小や営業時間短縮の影響等により、一部店舗では前年比マイナスとなった。しかし、大型5店のほか、玉川店、大宮店、柏店、岡山店は前年比プラスとなった。
商品別売上げは、特選衣料雑貨・宝飾品などの高額品をはじめ、紳士服・紳士雑貨・婦人服・婦人雑貨・子供服ホビー・食料品が前年比プラスだったが、リビング用品は前年比マイナスとなった。
現在の百貨店の収益構造が明確になった月次営業内容だったといえる。
減収店舗の小型店は相変わらず厳しい状況が続いている。
検索ワード:高島屋 百貨店 6月 免税品