アルビスnews|第1Qは積極的な店舗投資で営業収益7%増も16%経常減益

アルビス(株)(富山県射水市、大森実社長)の2018年3月期の第1四半期決算が発表された。

厳しい経営環境の中、アルビスグループは顧客の来店動機と消費意欲を高めるための魅力ある店舗づくりに積極的に投資している。また従業員の定着率を高めるための人事制度の改定に取り組んだ。新たな福利厚生サービスを導入し、労働時間改善の計画を前倒ししてシステムを改善した。

新店については、4月に55店舗目となる「美幸町店」を開設した。この店舗では、海産売場に対面バラ売りコーナーを設け、惣菜部門を強化した。

既存店の強化策では、6月に「小松城南店」「高柳店」を改装し、新店並みの機能を導入した。
アルビスは富山県、石川県、福井県に55店のスーパーマーケットを展開する。

その結果、4月~6月の業績は、新店及び既存店の改装が寄与したことによって、営業収益200億8100万円と前年同期比7.0%増だった。しかし、店舗投資に伴う一時経費負担増や福利厚生を含む人事制度関連の支出により、営業利益は5億7900万円(17.5%減)、経常利益6億6900万円(16.0%減)と減益だった。
ただし、新幹線用地買収に係る収容補償金を受領したことや、前第1四半期連結累計期間は投資有価証券評価損2億4100万円を計上したことにより四半期純利益は5億5900万円(89.1%増)だった。

今期は、10月に福井市に1店を新設するほか、既存店は7月の2店舗に加え、数店の改装を計画している。

検索ワード:アルビス 北陸 決算 2017年3月

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