セリアnews|第1Qは積極的出店と専売商品拡充で2ケタ増収増益

100円ショップを全国に展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)は、2018年3月期第1四半期の決算を発表した。セリアは大創産業に続いて、100円ショップ第2位だ。

4月1日から6月30日までの業績は、売上高389億9400万円(前年同期比11.2%増)、営業利益41億6000万円(19.0%増)、経常利益41億5600万円(18.0%増)、四半期純利益は28億700万円(18.8%増)となり、増収増益となった。

売上高対比の営業利益率、経常利益率は、いずれも10.1%で、こちらも高水準。

「シェア倍増を確実に実現していくための基盤整備」をテーマとして、商業施設の活性化に積極的に関与した。また、一部地域ではスクラップ&ビルドを推進し、商品政策では「専売商品」の拡充に取り組んだ。

物流面では4月に神奈川県相模原市に物流センターを新設した。複数倉庫での物流オペレーションに取り組み、POSデータ分析による新商品の導入、欠品対策、持続的な成長の背骨となるブランディングも進めた。

店舗政策では第1四半期累計期間に、出店が直営店33店舗、退店が直営店14店舗、FC店1店舗と、ほぼ計画どおりに進捗した。期末の店舗数は、直営店1388店、FC店54店の合計1442店となった。直営既存店売上高は、全国的に来店客数が増加したことで、前年同期比2.7%増となった。

商品区分別売上高は、雑貨が381億2800万円(前年同期比11.7%増)、菓子食品8億4500万円(▲5.9%)、その他2000万円(11.2%増)。

事業部門別売上高は、直営売上高381億3100万円(11.7%増)、FC売上高5億9800万円(0.1%増)、卸売等売上高7600万円(▲3.2%)、海外売上高1億8800万円(▲29.0%)。

通期の業績は、売上高1580億円、営業利益166億円、経常利益166億円、純利益115億円を見込んでいる。

検索ワード:セリア 第1四半期 決算

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