高島屋news|8月は免税品54.7%伸長で国内17百貨店売上高3.9%増
(株)高島屋(大阪市中央区、木本茂社長)が8月度の営業成績を発表した。
高島屋直営の国内13店舗の8月の売上高は、前年比3.6%増、来店客数も2.1%増だった。インバウンドと高額品が貢献して、売上高は前年を上回った。8月は涼しかったためか、ジャケットなど秋物衣料が動いた。免税品売上げは昨対54.7%増と好調に推移している。
店舗別概況は、大阪店13.3%増、堺店1.0%増、京都店▲1.2%、泉北店▲7.3%、日本橋店▲6.1%、横浜店4.1%増、港南台店▲1.1%、新宿店6.8%増、玉川店5.7%増、立川店▲3.7%、大宮店2.4%増%、柏店9.6%増だった。大阪店が二ケタ増でインバウンド効果が顕著だ。一方で旗艦店の日本橋店は6ポイントも前年を下回っている。
子会社4社の売上高は(株)岡山高島屋が8.3%増、(株)岐阜高島屋が0.7%増、(株)米子高島屋が▲10.2%、(株)高崎高島屋が22.6%増。
高島屋の国内百貨店13店と子会社国内百貨店4社の計17店の売上高は、3.9%の増収。来店客数も1.9%伸長した。
17店舗の商品別売上高は、身の回り品が8.4%増、家庭用品が▲20.0%、食料品が2.5%増、雑貨が12.8%増、サービスが24.2%増。百貨店の中心的商品ともいえる衣料品は0.3%増にとどまった。増加に転じたとはいえ、衣料品の厳しさは変わらない。
法人事業は▲10.0%だったが、これは2016年に受注した大口案件の反動のよるもの。
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