ヤマザワnews|2017年度上半期578億円1.1%増も経常利益34.4%減

㈱ヤマザワ(山形県山形市、古山利昭社長)が2018年2月期第2四半期(2017年3月1日~2017年8月31日)の決算を発表した。

売上高578億2400万円(前年同期比1.1%増)営業収益5億5400万円(35.7%減)、経常利益5億8300万円(34.4%減)、純利益3億5500万円(9.7%減)であり、第1四半期同様大幅な減益となった。

売上高対比の営業利益率、経常利益率は1.0%。前年同期よりそれぞれ0.5ポイント、0.6ポイント下がっている。
自己資本経常利益率(ROA)も2.0%と1.1ポイントダウンした。

スーパーマーケット事業の売上高は509億1400万円(1.0%増)。消費者の価格志向に応え、毎週恒例の「水曜均一祭」、加盟するニチリウグループのPB商品「くらしモア」連結子会社の(株)サンコー食品によるオリジナル惣菜および日配品の拡販を図った。

「地産地消」推進の一環として農業生産法人の「ヤマザワ西蔵王高原ファーム」と連携を図り、ここで生産された野菜を主に山形市内の店で販売した。

旧ポイントカードから電子マネー機能付きの「にこかカード」への切り替えは順調に進み、第2四半期末の会員は59万人となった。

4月に村山西店(山形県村山市)を新規開店した。新店ではサラダステーション、インストアベーカリー、イートインコーナーを設けている。村山店に次ぐ同店の出店は、山形県北村山エリアでのドミナントを目的にしている。

既存店改装は、ヤマザワでは山形県の北町店(山形市)、天童北店(天童市)の2店を、よねや商事(株)では浅舞店(秋田県横手市)を改装している。これによりヤマザワの店舗が山形県内43店、宮城県内24店、よねや商事の店舗が秋田県内9店舗となり、スーパーマーケット事業は76店舗体制になった。

ドラッグストア事業の売上高は69億300万円(1.7%増)。スーパーマーケット事業の新規出店に伴う併設店舗として、1店舗を新設した。

多くのスーパーマーケットが売りはつくったが、人件費の社会保障費の増加負担で利益が出せないという状況にあるが、ヤマザワも同様だ。

検索ワード:ヤマザワ よねや商事 2018年2月期 決算

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