ドンキnews|第1Qは2234億円11%増/経常利益率11.8%の最高益更新
(株)ドン・キホーテホールディングス(東京都目黒区、大原孝治社長)が2018年6月期の第1四半期(2017年7月1日~2017年9月30日)の決算を発表した。
売上高2234億3300万円(前年同期比11.0%増)、営業利益143億0000万円(14.1%増)、経常利益143億0100万円(11.8%増)、四半期純利益84億6500万円(4.2%増)となり、第1四半期連結累計期間における過去最高益を更新した。
2017年7月には、新宿駅の東南口エリアに「ドン・キホーテ新宿東南口店」をオープンさせ、24時間営業を実施している。ギネス記録にも認定された世界一の乗降客を誇るターミナル駅で、訪日客への対応を図る。
ほかに第1四半期には、関東地方に1店舗、中部地方に1店舗、九州地方に1店舗と計3店舗を出店している。
さらに海外事業では、2017年9月にアメリカハワイ州でスーパーマーケットを展開するQSI,Inc.の株式を取得し、新たに24店舗をグループに加えた。
閉店が2店あり、2017年9月末の店舗数は393店で、2017年6月末時点の368店舗から25店舗の増加。
主力のリテール事業の売上高は2164億9800万円(11.3%増)、営業利益は88億4700万円(30.4%増)と増収増益。主力業態であるドン・キホーテは節約志向が大勢を占める消費環境を反映して、食品や日用雑貨が販売シェアを拡大した。さらに客数増が継続しているインバウンド消費は、消耗品需要が貢献し、既存店売上高成長率は5.6%。
またファミリー向け業態の生鮮強化型MEGAドン・キホーテは地域密着型の商品構成や価格設定、サービス対応が顧客リピート率を高めており、食品や日用消耗品などの販売高が好調に推移し、既存店売上高成長率3.6%増となった。
ほかに、テナント賃貸事業の売上高は52億3200万円(2.3%増)、営業利益は43億2100
万円(8.0%増)、その他事業が売上高17億0300万円(3.2%減)、営業利益は10億6700
万円(39.1%減)。
総合スーパー・ドンキの一人勝ちの様相がますます顕著になってきた。
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