ヤマザワnews|第3Q 848億円0.7%増・経常利益25.6%減の厳しい結果
2018年2月期決算企業の第3四半期業績が次々に発表されている。(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)も決算を発表した。
売上高848億3800万円(前年同期比0.7%増)、営業利益7億1600万円(27.3%減)、経常利益7億6000万円(25.6%減)、四半期純利益4憶5300万円(0.5%増)と利益面では厳しい結果だった。四半期純利益が微増なのは、前期は特別損失が1億5000万円あったが、今期は2200万円と減ったためだ。
売上高対営業利益率は0.8%、同経常利益率は0.9%。1%に満たないのは厳しい。
スーパーマーケット事業の売上高は745億8300万円(0.5%増)。ニチリウグループ(日本流通産業(株))のPB「くらしモア」、連結子会社(株)サンコー食品によるオリジナルの惣菜と日配品の拡販を積極的に行っている。また農業生産法人(株)ヤマザワ西蔵王高原ファームの野菜を山形市内の店舗を中心に販売した。
電子マネー機能付きポイントカード「にこかカード」の会員数は11月末で約60万人。
ヤマザワでは2017年4月に「村山駅西店」(山形県村山市)を新規開設。また11月には「漆山店」(山形県山形市)を全面改装してオープンさせている。改装は、ヤマザワが2店舗、傘下のよねや商事(株)が1店舗。これによりヤマザワの店舗が67店舗、よねや商事が9店舗となり、ヤマザワグループ店舗数は計76店となった。
ドラッグストア事業の売上高は102憶4400万円(2.3%増)。主力の医薬品と化粧品のカウンセリング販売を強化したことで増収。新店は2店舗だが、いずれもスーパーマーケットの開店や建て替えに伴うスーパーマーケット併設型の出店だ。
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