三越伊勢丹news|1月国内百貨店売上高2.2%減/基幹3店0.2%減と伸びず

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の1月の売上速報。

1月の国内百貨店売上高は910億9638万円で前年同期比2.2%減だった。

伊勢丹新宿店、三越日本橋店および三越銀座店の都心の基幹3店は、売上合計が438億7740万円(0.2%減)だが、累計売上高は4330億5860万円(1.2%増)と通期では、強さを見せている。

一方、基幹3店を除く立川店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店の伊勢丹支店合計は125億4072万円(11.4%減)、累計売上高は1092億3457万円(10.0%減)と厳しい結果だ。

また、国内グループ10百貨店の売上合計は1月が346億7828万円(1.6%減)と、1月の前年比は減少幅が12月より拡大したが、累計では3402億2273万円(0.1%増)で底堅さを維持した。

2017年4月~2018年1月の累計売上高は8825億1590万円と前年同期比0.8%減。インバウンド消費、国内の高額品消費が活性化して、久々に百貨店は好調さを見せているが、三越伊勢丹グループは、その恩恵を取りこぼしている。残り2カ月で前年並みにどこまで挽回できるか。とくに伊勢丹支店5店舗は正念場を迎えている。

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