U.S.M.H.news|2月既存店99.9%/年間売上高6936億円で1.1%増

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)の2018年2月の売上高が発表された。

2月の売上高は535億4900万円、前年比は102.0%。既存店売上高は99.9%。これは客数の98.3%を、客単価101.7%がカバーした。しかしながら2月は、青果の相場高などでいずれの企業も客単価が上がっている。


事業会社別に見ると、(株)マルエツが、売上高287億1400万円で、前年比100.9%。ただし既存店は、客数97.8%、客単価102.1%で売上高は99.8%とわずかに前年を下回っている。


(株)カスミは売上高214億7400万円で、103.3%。既存店は客数98.9%、客単価100.8%、売上高99.7%で、こちらも0.3ポイント前年を下回った。


マックスバリュ関東(株)は売上高33億6100万円、102.0%。既存店売上高も102.9%と好調。客数99.2%を客単価103.8%がカバーした。

ユナイテッド・スーパーマーケットは2018年2月期だから、2月実績で1年間の業績が出揃ったことになる。2017年3月から2018年2月までの売上高は6936億1600万円となり、101.1%で着地している。ただし、既存店売上高は99.4%と、0.6ポイントダウンした。

こちらも事業会社別に見ると、マルエツは売上高3718億4900万円、前年比100.6%と前年をクリアした。既存店は、客数99.3%、客単価100.5%で売上高は99.8%と、前年割れした。

カスミは2787億9700万円で、前年比102.7%。既存店ベースでは、客数98.9%、客単価100.1%で、売上高は99.0%にとどまった。

マックスバリュ関東は429億7100万円の95.4%と4.6ポイント前年を下回っている。既存店も、客数97.4%、客単価101.7%と、カスミ同様、売上高は99.0%と0.1ポイント前年を下回った。

競争の激しい首都圏とはいえ、課題はいずれの事業会社も客数の減少にある。とくにマックスバリュ関東は1年を通して客数割れが続いている。抜本的なてこ入れが必要である。

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