リテールパートナーズnews|宮崎県の高質志向食品スーパー「ハツトリー」買収
(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)の連結子会社(株)丸久が、宮崎県内でスーパーマーケットを展開する(株)ハツトリーの買収を発表した。ハツトリーは全株式の460株を譲渡する。取得価額は開示されていない。2月27日に株式譲渡契約を締結し、3月22日に株式取得を予定している。
ハツトリーは宮崎市内でスーパーマーケット「フーデリー」5店舗、ボランタリーチェーンの「鮮ど市場」1店舗を運営している。フーデリーは生鮮食品や惣菜を中心に、あらゆる食料品を扱う高品質志向の食品スーパーマーケットで、高付加価値商品や健康・アレルギーに配慮した、「ナチュラル」「オーガニック」「ビーガン」等の商品を取り揃える。「ハレの日に行く高級志向の食品スーパー」として地域に認知されている。一方の「鮮ど市場」は生鮮食品のディスカウンターだ。
直近の業績は売上高77億4080万円、営業利益4649万円、経常利益7782万円、純利益7044万円(2022年3月期)となっている。
ハツトリーは今後、丸久の経営資源やノウハウを活用し、創業以来築き上げてきた経営基盤と企業体質をさらに強化していく。丸久だけでなく、リテールパートナーズ各社もハツトリーが持つ差別化商品やブランド力を活用し、九州南部のグループ企業との物流機能活用などによるシナジー効果の創出を目指す。