セブン&アイnews|5/9ニッセンの株式譲渡契約締結/医療系企業に41億円
(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は5月9日、子会社の(株)ニッセンホールディングス(京都市南区、羽渕淳社長)の株式譲渡を発表した。
完全子会社である(株)セブン&アイ・ネットメディア(東京都千代田区、齋藤正記社長)が保有する発行済株式の全部を(株)歯愛メディカル(石川県能美市、清水清人社長)に譲渡するもので5月9日に株式譲渡契約を締結した。実効予定日は7月1日。譲渡価額は41億円。ニッセンホールディングスは、セブン&アイの子会社から異動することになる。
歯愛メディカルは歯科医院、調剤薬局、動物病院などを運営する。
セブン&アイでは2023年3月9日に中期経営計画を発表し、2030年に目指すグループ像を「『食』を中心とした世界トップクラスのリテールグループ」としている。今回の株式譲渡はその経営方針に沿った事業ポートフォリオ変革の一環。