オイシックスnews|子会社・豊洲漁商産直市場と共同開発の魚メニュー2品販売
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)が運営する食品宅配サービス「Oisix」では、今年3月に連結子会社化した(株)豊洲漁商産直市場(東京都大田区、長野泰昌社長)が扱う旬の高級魚の販売を6月10日(木)から開始する。
長期化する巣ごもりによって家庭内での調理の負担は高まり、「食事のマンネリ」や「家事疲れ」が顕在化している。一方、市場では外食店向けの魚の出荷が落ち込み、昨年春以降、前年同月比マイナスの状況が続いている。
そうしたなか、旬の高級魚の価値をそのまま維持しつつ、家庭向けに商品化する Oisix と豊洲漁商産直市場の共同開発がスタートした。この商品化によって、食品ロスを減らしながら、家庭の食卓で高級魚を手軽に楽しむことができるようになる。
商品化したのは「丸ごと!のどぐろの炊き込みご飯のもと」(3〜4人前で税込価格1618円)、「泉州生しらすの特製生しらす丼」(2人前で価格1166円)の2品。
「魚を調理すると包丁やまな板、ゴミ箱が臭くなる」という課題を解決するため、エラ、内臓、ウロコを処理したのどぐろを丸ごと1尾使用した。また「骨があると子どもの食が進まない」と魚に苦手意識がある人のために「のどぐろのほぐし方」説明書や動画による調理過程を紹介している。切り身ではなく丸ごと1尾を調理することで、ほぐすのが苦手だった骨周りの身はおいしいということが体験でき、こどもの食育にもつなげることができる。