コープデリnews|アップサイクル食品の「ONEDISH スープ」4品発売
コープデリ生活協同組合連合会(埼玉県さいたま市、土屋敏夫理事長)は、キユーピーグループのデリア食品(株)(東京都調布市、竹中成人社長)と共同開発した、アップサイクル食品のスープを「コープデリ ONEDISH」シリーズから新たに4品発売する。「アップサイクル食品」とは、ある食品の製造過程で生まれる副産物などをより良い品質へと活用した商品のこと。
今回発売する商品のうち、「6種野菜のミネストローネ」「とうもろこしとキャベツのポタージュ」「タイ風 チキンとキャベツのココナッツスープ」には、パッケージサラダの製造過程で発生したキャベツの芯を使用している。
キャベツの芯は、キャベツ全体の約10%を占め、葉部に比べて甘味成分である「アラニン」が多く含まれ、甘味強度の高い糖質「スクロース」も中葉の 9倍以上あある。さらに、食物繊維も葉部の約1.5倍となっている。(キユーピー調べ)。キャベツの芯は、加熱するとさらに甘みが感じられるため、スープのような加熱して煮込む製法の商品に適している。
また、「6種野菜のミネストローネ」「冷製仕立てのかぼちゃのポタージュ」には、ジュース製造過程で発生した、にんじんやりんごのパルプを使用している。「にんじん・りんごパルプ」は、ジュース搾汁後の繊維。それぞれ具材感や素材の味を生かしたスープで、資源の有効活用や食品ロス削減にもつながる商品となっている。いずれも180g入りで、価格は321円(税込み)。
•6種野菜のミネストローネ
•とうもろこしとキャベツのポタージュ
•タイ風 チキンとキャベツのココナッツスープ
•冷製仕立てのかぼちゃのポタージュ