トライアルnews|西友新社長に楢木野前トライアルカンパニー会長
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、永田洋幸社長)は7月1日付けで、完全子会社化した(株)西友の経営体制を発表した。
左から大久保恒夫取締役副会長、永田洋幸取締役会長、楢木野仁司社長、武田正樹経営企画本部長
楢木野仁司氏が西友社長に就任した。楢木野氏は1987年に(株)トライアルカンパニー入社。店長、東日本ブロック長、関東・東北支店長、取締役を経て、2012年社長、2018年会長に就任。2023年からは(株)トライアルストアーズ社長を兼任してきた。現在59歳。
永田洋幸氏が取締役会長、大久保恒夫氏は取締役副会長になった。
今後の西友の施策について、楢木野社長は「TRIAL GOは、コンビニや小型店の跡地に数多く出店できる。トライアルグループで食品製造を担う明治屋の職人が開発した弁当、惣菜、寿司などの商品で、価値を創出する。福岡ではデジタルサイネージ、顔認証など、AIカメラなどデジタルを使ったリモートによる店舗管理などを実験しながら、1日30人時で運営できる小型店を作り出してきた。新しい小型店を関東に投入することに、統合の最大の価値がある」と話した。