6月スーパーマーケット統計|既存店0.2%増/食品計0.4%増だが生鮮0.4%減

6月スーパーマーケット販売統計調査が発表された。この調査は、日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、新日本スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体の統計だ。調査対象企業は全国の270社。

発表したのは、AJSの前田伸司常務理事。

6月の総売上高は、8769億4965万円。既存店売上高は前年同月比0.2%前年を上回った。6月のキーワードは3つ。第1に、土曜日が1日多かったという曜日回り。第2に、気温の上昇、そして例年より梅雨明けが早かったという天候。この2つは好調要因。3番目の客数減少はマイナス要因で、引き続き苦戦。

食品合計は0.4%増。しかし生鮮3品合計は前年を0.4%下回った。青果は野菜の相場が安価で推移していることから0.4%減。水産は、生カツオの不振や、うなぎが相場高騰で苦戦していることが影響して、1.0%減。畜産は±0%と横ばいだった。惣菜、日配、一般食品はいずれもプラスとなった。

部門別の全店売上高、構成比、既存店前年同月比は以下のとおり。

食品合計は7884億5901万円(89.9%)+0.4%
生鮮3部門合計 2918億1289万円(33.3%)▲0.4%
・青果  1222億3053万円(13.7%) ▲2.3%
・水産  726億6381万円(  8.3%) ▲0.1%
・畜産    996億5484万円(11.4%) ±0.0%
惣菜     876億6196万円(10.0%) +1.0%
日配     1722億4802万円(19.6%) +0.2%
一般食品 2367億3615万円(27.0%) +1.3%

非食品    653億9712万円(  7.5%) ▲1.3%
その他    230億9398万円(  2.6%) ▲1.9%

>スーパーマーケット販売統計調査2018年6月

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