6月百貨店インバウンド動向|売上高53%増・客数は52%増で65カ月連続増加

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会が、2018年6月の「インバウンドの売上動向」を発表した。6月の調査対象は93店舗。

免税総売上高は281億5000万円、前年同月比にして52.5%増となり、19カ月連続で前年を上回っている。このうち、一般物品は151億円で43.8%増、消耗品(化粧品・食料品等)は130億2000万円で64.1%増だった。

また、購買客数は51.5%増加して、46万3000人。2013年2月から65カ月連続で伸長している。1人当たりの購買単価は6万1000円で0.7%前年を上回った。

外国人観光客の人気商品は、1位は化粧品。夏に向けてのこの季節、UV効果やエイジングケア効果の高い商品が人気だった。2位はハイエンドブランド、3位は食品、4位は婦人服飾雑貨。そして5位に子供服・用品がランクインした。

免税手続きカウンターでの国別購買は、1位が中国、2位が韓国、3位香港、4位台湾、5位タイ、6位シンガポール、7位マレーシア。この順位は5月と変わらず。6月もまた、近隣のアジア諸国が上位を占めた。

[一般物品と消耗品の比率]*画面上で2回クリックすると拡大できる。

>外国人観光客の売上高・来店動向速報2018年6月

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