2017年通販統計|売上高8.8%増の7.5兆円/19年連続伸長・年率6.9%増

公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、2017年度(2017年4月~2018年3月)の通信販売市場の売上高速報値を発表した。

2017年度の売上高は、前年に比べ6100億円増して8.8%増の7兆5500億円。マイナス成長を記録した1998年度以降、19年連続で伸長している。直近10年の平均成長率は6.9%と順調な伸び率だ。

協会では、通販市場の増加傾向の主な要因を3つ挙げている。

第1は、BtoBやモール系が堅調だったこと。第2は、アパレルや趣味娯楽系が伸長したこと。第3は、24時間専門チャンネルをはじめとした、テレビ通販が好調に推移したこと。

調査方法は、会員情報と、協会会員461社を対象に実施した「第36回通信販売企業実態調査」から得た売上げを先行集計したものが対象。また、各種調査から推計できる有力非会員307社の売上げを加えて算出している。調査期間は、2018年7月10日~8月24日。推計値は、衣料品や雑貨、化粧品、健康食品などの物販が中心だ。

>2017年度通販市場売上高調査

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