7月労働力調査統計|就業者67カ月連続増/完全失業率2.5%/商業0.8%減少

総務省統計局から7月の「労働力調査(基本集計)」速報が発表された。

7月の就業者数は6660万人。前年同月に比べて97万人増え、67カ月連続の増加となった。就業者とは、従業者と休業者を合わせたもので、大きく分けて「自営業主・家族従業者」「雇用者」がある。


(総務省統計局 労働力調査より:以下同じ)

雇用者数は5953万人と、前年同月より114万人増え、こちらも67カ月増加が続いている。

このうち、正規の職員・従業員は3522万人。前年同月に比べて93万人プラスで、44カ月増加が続いている。非正規の職員・従業員は2103万人で35万人増え、10カ月連続のプラスだ。

産業別従業者を前月と比べると「医療、福祉」が24ポイント増、「情報通信業」が16ポイント増、「宿泊業、飲食サービス業」が12ポイント増。卸売業・小売業の従業者数は1066万人で、産業の中で一番従業者数が多い。しかし、8ポイント減少した。

結果、就業率は60.0%で、0.9ポイント上昇している。

一方で、完全失業者数は19万人減少して172万人。98カ月連続で減少している。季節調整値の完全失業率は2.5%で、前月に比べ0.1ポイント上昇した。

非労働力人口は4262万人。前年同月に比べて89万人マイナス。38カ月連続で減少している。

⇒総務省総務局「7月労働力調査(基本集計)」

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