12月通販統計|売上高1352億円0.8%減、衣料品6%ダウン
公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、12月度の売上高調査を発表した。正会員467社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業130社を調査している。
会員企業は、アスクル、ジャパネットホールディングス、ジュピターショップチャンネル、ベルーナの大手EC企業、百貨店、家電チェーン、イオンドットコムなどの大手小売業だ。アマゾンジャパンは参加していない。
総売上高は1352億2100万円で、前年同月比0.8%減だ。回答した96社中、1社当たりの平均受注件数は、7万4592件。
衣料品は▲6.0%と悪かった。家庭用品も▲3.2%だ。一方、前年を上回ったのは、通信教育・サービス3.0%、食料品1.7%、雑貨0.3%。とくに、雑貨の化粧品は8.4%増と好調だ。食料品は、健康食品を除くものは7.1%増と伸長した半面、健康食品は6%と低調だった。
商品別の売上高(構成比)、前年同月比。
衣料品 204億9400万円(15.2%) ▲6.0%
家庭用品 216億6800万円(16.0%) ▲3.2%
雑貨 557億1800万円(41.2%) +0.3%
・文具、事務用品 317億5300万円(23.5%) +5.4%
・化粧品 104億8800万円 ( 7.8%) +8.4%
・上記を除く項目 134億7700万円(10.0%)▲14.6%
食料品 348億9000万円(25.8%) +1.7%
・健康食品 133億1300万円( 9.8%) ▲6.0%
・健康食品を除く 215億7700万円(16.0%) +7.1%
通信教育・サービス 11億2700万円 ( 0.8%) +3.0%
その他 13億2500万円 ( 1.0%)+12.6%