1月通販統計|売上高1.6%増/家庭用品7.3%増と好調・衣料品6.7%減
公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、1月度の通信販売売上高を発表した。正会員466社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業129社を調査している。
会員企業は、アスクル、ジャパネットたかた、ジュピターショップチャンネル、ベルーナの大手EC企業、百貨店、家電チェーン、イオンドットコムなどの大手小売業だ。アマゾンジャパンは参加していない。
1月は、(株)トリプルサン、ゲンナイ製薬(株)、オムロンヘルスケア(株)の3社が正会員として加わった。
総売上高は1003億5500万円で、前年同月比1.6%の増収だ。回答した94社中、1社当たりの平均受注件数は、6万5925件。
好調だったのは、家庭用品7.3%、雑貨4.9%、食料品0.3%。とくに雑貨のうち、「文具・事務用品、化粧品を除く項目」は20.3%と大きく伸長した。これは、趣味娯楽用品や服飾雑貨、日用大工用品などが含まれる。
一方で、通信教育・サービス▲20.9%、衣料品▲6.7%と低調だった。
商品別の売上高(構成比)、前年同月比。
衣料品 160億6900万円(16.0%) ▲6.7%
家庭用品 145億7800万円(14.5%) +7.3%
雑貨 499億0500万円(49.7%) +4.9%
・文具・事務用品 236億5800万円(23.6%) ▲3.7%
・化粧品 95億0300万円( 9.5%) +4.3%
・上記を除く項目 167億4300万円(16.7%) +20.3%
食料品 163億1700万円(16.3%) +0.3%
・健康食品 117億8600万円(11.7%) +0.1%
・健康食品を除く 45億3200万円( 4.5%) +1.0%
通信教育・サービス 28億9700万円( 2.9%) ▲20.9%
その他 5億8800万円 ( 0.6%) +21.0%